アルテイショ(Arteixo)はスペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・ダ・コルーニャに属する。アルテイショについてのもっとも古い記録は、セラノーバの修道院の古文書「トンボ・デ・モステイロ・デ・セラノーバ」で、942年のことである。ア・コルーニャ、クジェレード、ア・ララーチャの各自治体と境界をなす。大西洋に面している。ガリシア統計局によると、2012年の人口は30,725人(2011年:30,482人、2010年:30,255人、2009年:29,762人、2008年:28,961人、2007年:27,713人、2006人:26,739人、2005年:26,272人、2004年:25,295人)。住民呼称は、arteixán/-xá。カスティーリャ語による表記はArteijo(アルテイホ)。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は89.72%(2001年)。
地理
アルテイショはア・コルーニャ県の北部に位置し、コマルカ・ダ・コルーニャに属する。北は大西洋に面し、東はア・コルーニャとクジェレード、南から西にかけてがア・ララーチャと、西がカルバージョの各自治体と隣接している。自治体中心地区はアルテイショ教区のアルテイショ地区。
アルテイショはア・コルーニャ司法管轄区に属す。
人口
住民は13の教区の121の地区(集落)に居住する。
経済
自治体内にはガリシア州で最も重要な工業団地のひとつ、サボン工業団地(polígono de Sabón)があり、その面積は300万平方mにおよび、100以上の企業に、4,500人以上が働いている。
アルテイショには世界的なファッションブランドとなったザラ(ガリシア語・スペイン語ではサラ)を展開するアパレルメーカーインディテックス社の本社がある。
また、スズ、チタン、タングステンなどの鉱物資源を有する。
また隣接するア・コルーニャとの境界地域にはレプソル社やCLH社(Compañía Logística de Hidrocarburos)の石油精製施設が立地している。
現在プンタ・ラゴステイラ半島にはア・コルーニャの外港が2012年の完成を目指して、建設中で、その規模は3.5kmの長さを有し、スペインでも最大規模の港である。
政治
自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のホセ・カルロス・カルベーロ・マルティネス(José Carlos Calvelo Martínez)、自治体評議員は、ガリシア国民党:11、TEGA:4、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、ガリシア社会党:3となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)。
教区
アルテイショは13の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区。
出身著名人
- マヌエル・ムルギア(1833 - 1923) - 歴史家、レアル・アカデミア・ガレーガの創立者。
- アルセニオ・イグレシアス・パルド(1930 - ) - 元サッカー選手、元サッカー指導者。
参考文献・脚注
外部リンク
- アルテイショ公式サイト




