鶴林寺駅(かくりんじえき)は、かつて兵庫県加古川市加古川町北在家に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)高砂線の駅(廃駅)である。駅名の由来である鶴林寺が、駅の目の前にあった。
本稿では、当駅附近にあった北在家停留場についても記述する。
歴史
当駅の近くには、戦時中に廃止された北在家駅(北在家停留場)があった。
- 1915年(大正4年)1月26日:播州鉄道の北在家停留場が開業。
- 1923年(大正12年)12月21日:播丹鉄道に譲渡。
- 1928年(昭和3年)8月3日:駅に昇格、北在家駅となる。
- 1933年(昭和8年)4月24日:停留場に降格、北在家停留場に戻る。
- 1943年(昭和18年)6月1日:播丹鉄道線の国有化時に、北在家停留場が廃止。
- 1955年(昭和30年)2月10日:鶴林寺駅が、日本国有鉄道の旅客駅として新規開業。気動車の旅客のみを取り扱う駅員無配置駅。
- 1984年(昭和59年)12月1日:高砂線の全線廃止に伴い、廃駅となる。
駅構造
1面1線の単式ホームを有していた地上駅で、無人駅であった。
駅周辺
- 鶴林寺
- 国道250号
- 神鋼鋼線工業尾上事業所
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 高砂線
- 野口駅 - 鶴林寺駅 - 尾上駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅




