ギャラント (HMS Gallant, H59) はイギリス海軍の駆逐艦。G級。

艦歴

1934年9月15日起工。1935年9月29日進水。1936年2月25日就役。

最初、「ギャラント」はその同型艦の多くと共にイギリス本国にある第1駆逐群を編成していた。第二次世界大戦開戦はそこで船団護衛などに従事した。

ドイツ軍のノルウェー侵攻(ヴェーザー演習作戦)以降のノルウェー作戦時は「ギャラント」は修理中であったため出撃していない。1940年5月終わりから6月上旬は多くのほかの艦船と共に「ギャラント」もダイナモ作戦に参加した。1940年5月29日、「ギャラント」はドイツ軍機の攻撃で至近弾を受け損傷した。

1940年7月から「ギャラント」はジブラルタルを拠点とするH部隊の第8駆逐艦戦隊の一員となった。そこでは数度、マルタへ航空機を送る空母の護衛に従事した。また、1940年10月20日にはジブラルタル東方で駆逐艦「グリフィン」、「ホットスパー」と共同でイタリア潜水艦「ラフォーレ (Lafolè)」を撃沈した。

スパルティヴェント岬沖海戦の際、「ギャラント」はイギリス海軍の戦艦や巡洋艦を援護した。1941年初め、「ギャラント」はマルタへの船団護衛に従事した。1941年1月10日、「ギャラント」はパンテッレリーア島南西沖で触雷した。航行不能となった「ギャラント」は駆逐艦「モホーク」によってマルタへ曳航された。

そこで損害の大きかった「ギャラント」は座礁させられた。その後「ギャラント」はマルタで空襲を受けて、全損と判定された。1943年9月に「ギャラント」は防波堤として沈められた。

関連項目

  • 第二次世界大戦中のイギリス海軍の喪失艦一覧

参考文献

  • M. J. Whitley: Destroyers of World War Two, Arms and Armour Press, London 1988 ISBN 0853689105

外部リンク

  • Chronik Seekrieg 1939-1945

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