『メイド・イン・アメリカ』(Made in America)は、1993年のアメリカ合衆国のコメディ映画。リチャード・ベンジャミン監督、ウーピー・ゴールドバーグ、テッド・ダンソン出演。撮影は、オークランド工業高校などで行われた。
日本で発売されたビデオでは『ウーピーの新・親子事情 メイド・イン・アメリカ』と改題されたが、DVD発売の際に戻された。
ストーリー
アフリカグッズショップに勤めている、未亡人の黒人女性サラ・マシューズは、成績優秀な一人娘のゾーラから、学校で血液検査の実験でAB型という、サラがAで、亡き父がOの組み合わせではありえない結果がでたことで、本当の父親は誰か問い詰められる。
サラは仕方なく、精子バンクで精子提供を受けたことを告白し、提供主は同じ黒人だと話す。ゾーラは父を探し出すため、友人のティー・ケーキと一緒に精子バンクに向かう。ひそかに、精子バンクのパソコンから精子提供者を検索し、ハル・ジャクソンという人物が父だと判明する。ゾーラは、彼の住む家を訪ねるが、彼は白人男性だった。さらにハルは、テレビCMも流している、ジャクソンモーターという自動車ディーラーを経営する有名な人物だった。ハルに、自分が精子バンクの精子で生まれた娘だと話すゾーラだが、彼はただ精子を提供しただけで、彼女に対してできることは何もないと言い、傷ついたゾーラは家に帰る。その夜、サラにそのことを話すと、彼女はアフリカ系黒人の精子を希望していたにもかかわらず、白人のものだったことに大きなショックを受け、それがあの変なハルだとしり唖然とする。翌日ハルに会いに行ったサラは、彼と口論になるが、そこに来たゾーラの指を鳴らす癖が、ハルから遺伝したものだと知り、意気消沈する。
キャスト
スタッフ
- 監督:リチャード・ベンジャミン
- 脚本:ホリー・ゴールドバーグ・スローン
- 原案:マーシャ・ブランドウィン、ネイディーン・シフ、ホリー・ゴールドバーグ・スローン
- 製作:リック・ビーバー、マイケル・ダグラス、アーノン・ミルチャン
- 製作総指揮:マーシャ・ブランドウィン、ネイディーン・シフ
- 撮影監督:ラルフ・D・ボード
- プロダクションデザイナー:エヴァリン・サカシ
- 編集:ジャクリーン・キャンバス
- 音楽:マーク・アイシャム
- 衣裳デザイン:エリザベス・マクブライド
- キャスティング:ルーベン・キャノン
- 日本語字幕:稲田嵯裕里
- 吹替翻訳:森沢麻里
- 吹替演出:松岡裕紀
- 吹替録音:KSSスタジオ
- 吹替製作:ワーナー・ホーム・ビデオ、ACクリエイト
- 吹替プロデューサー:小川政弘、東慎一
公開
アメリカでは1993年5月28日に約2000の劇場で封切られ、初週に1200万ドル以上を稼ぎ、最終的に5000万ドル近くの興行収入を記録した。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- WarnerBros.com | Made in America | Movies(英語)
- メイド・イン・アメリカ | 20th Century Studios JP(日本語)
- メイド・イン・アメリカ - Disney (日本語)
- メイド・イン・アメリカ - allcinema
- メイド・イン・アメリカ - KINENOTE
- Made in America - IMDb(英語)



