ヴェルサイユ=シャトー駅 (リヴ ゴーシュ) (ヴェルサイユ=シャトーえき、Versailles Château Rive Gauche) は、イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網(RER)C線の駅である。この駅はイヴリーヌ県ヴェルサイユにある。
この駅はRERC5線の終着駅であり、ヴェルサイユ宮殿に一番近い鉄道駅で、ここからソー通り(l'avenue de Sceaux)を北西へ歩いて500mの距離である。
路線
- RER C線
写真
2012年以降の修復を経た駅舎
開業から現在まで
1837年、パリ近郊の最初の鉄道が、パリとサンジェルマン=アン=レー間で開通。
1839年、パリのサンラザール駅からセーヌ河の右岸(仏語でリヴドワット)を通ってヴェルサイユ=リヴドワット(Versailles Rive-Droite)駅に着く路線が開通。
1840年、パリの現在のモンパルナス駅からヴェルサイユまでの鉄道が、セーヌ河の左岸(仏語でリヴゴーシュ)を通って開通。ヴェルサイユリヴゴーシュ駅の開業となる。
(注:現在この駅発着の路線はモンパルナスを通らず、パリ中央を横断してパリ郊外東南部と西南部を結んでいる。)
1855年から1900年までの数回のパリ万博を通して、パリの鉄道は発展し、路線が延びたり統合されたりしていった。
1979年、パリとヴェルサイユリブゴーシュ間の鉄道が、フランス国鉄SNCF RER-C線となる。
駅舎修復事業
2012年、以下の刷新計画がSNCFより発表された:
- 行き先をよりわかりやすくするために、駅名を変更。
旧:Versailles Rive Gauche, Château de Versailles
新:Versailles Château Rive Gauche
- 駅舎のファサードのガラスの修復
1840年の開業以来、ガラスが大変傷み、落下の危険もあるため、全面的に修復。
2015年末より、写真パネルによる内装も加わり、駅舎内外が新しい姿を見せている。
注釈、参考資料
関連項目
- パリRERの鉄道駅一覧
- パリと近郊の郊外鉄道、RERおよびメトロ路線図、SNCFのサイトからダウンロード化
![ヴェルサイユ宮殿[シャトー・ドゥ・ヴェルサイユ] パリナビ](https://imagel.sekainavi.com/paris/common/goods_album/201003/Goods_Album_261120_39_sum640_1269513772.jpg)



