天の声(てんのこえ)
- 神託。天のお告げ。
- 転じて、絶対的権力者による指示。特に、官製談合における首長など幹部職員による特定受注業者指示。
- 1955年1月24日に鳩山一郎首相が衆議院を解散したが、突然の解散は天の声解散と呼ばれた。
- その後、1978年の自由民主党総裁選挙で大平正芳に敗れた福田赳夫は、「天の声にも変な声がたまにはある」の名言を残した(→角福戦争)。
- ポーランドの作家スタニスワフ・レムによる1968年発表のSF小説『主の声 (Głos Pana)』 の邦題。
- ファミリーコンピュータ用RPG「桃太郎伝説」(ハドソン)におけるパスワードのこと。これにちなんで「天の声2」および「天の声BANK」と命名された、PCエンジン用外部記憶装置も存在する。→PCエンジン#セーブ用外部メモリ
- 舞城王太郎の小説『熊の場所』『阿修羅ガール』に登場する匿名掲示板。
- 放送番組(特にテレビ番組。主にアニメ、バラエティ等)ではナレーションを指して使われることがある。
- 日本テレビ系列でかつて放送されていた番組『スッキリ』の番組内「エンタメまるごとクイズッス」におけるナレーション名。
- TBS系列でかつて放送されていた『ザ・チャンス!』のナレーション名。



