フォークロア (Folklore) はアメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2005年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ、メイトロンステークス。2005年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬に選出された。
日本のマスメディアでは「フォルクローレ」と表記されることもある。
現役時代
2003年2月26日、ブリーダーズカップ・クラシック連覇の名馬ティズナウの初年度産駒として誕生。
ウェイン・ルーカス厩舎に入厩し、2005年5月にベルモントパーク競馬場でデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、7月にはG2アディロンダックステークスを快勝し、ティズナウ産駒初の重賞勝ち馬となる。メイトロンステークスでは14馬身差の圧勝でG1初制覇を飾る。続くブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズにも勝利し、G1競走2連勝となった。前走から騎乗するエドガー・プラードはブリーダーズカップ42戦目で初の栄冠を手にした。
この活躍が評価され、エクリプス賞の最優秀2歳牝馬部門の投票では1位票260票のうち257票の支持を集め、最優秀2歳牝馬に選出された。
2006年は初戦のサンタイネスステークスで3着に敗れ、結果的にこれがラストランとなった。同年5月に骨折のため引退が発表された。
競走成績
以下の内容は、Equibaseの情報に基づく。
繁殖牝馬時代
引退後は繁殖牝馬となった。2010年に生まれ、日本に輸入されたロードクロサイト(父アンブライドルズソング)は競走馬としては未勝利ながら、繁殖牝馬として2020年に無敗で牡馬クラシック三冠を達成したコントレイルを送り出した。
産駒一覧
- 2025年2月7日現在
血統表
- 母コントライブ(Contrive)は未出走。母母ジーノ(Jeano)は重賞2勝を含む10勝を挙げている。
- 本馬の半妹Delightful Quality(父イルーシヴクオリティ)の子に2020年米G1BCジュベナイル・ブリーダーズフューチュリティS・2021年米G1ベルモントステークス・トラヴァーズステークス勝ちのEssential Quality(父タピット)がいる。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post



