ホウカンチョウ目 (ホウカンチョウもく、学名 Craciformes) は、かつて提唱された鳥類の目である。通常の分類では、キジ目のホウカンチョウ科とツカツクリ科にあたる。

伝統的にこの2科は姉妹群であり、残りのキジ目と姉妹群だと考えられてきた。この2科はキジ目の中のホウカンチョウ上科 Cracoideaまたはホウカンチョウ亜目 Craciとされてきたが、Sibleyらはホウカンチョウ目としてキジ目から分離した。

ただし実際は、ホウカンチョウ目は(広義の)キジ目内の基底的な側系統のようである。

Sibleyらはホウカンチョウ目を2つの単型亜目のツカツクリ亜目 Megapodii(ツカツクリ科)とホウカンチョウ亜目 Craci(ホウカンチョウ科)に分けた。これらは実際に単系統である。ツカツクリ亜目はオーストラリア区、ホウカンチョウ亜目は新熱帯区(南米大陸)に分布する。

出典


チョウ目の一種(未同定)→チャオビヨトウ 日淡こぼれ話

チョウゲンボウ 目の前で狩りをする (4K) YouTube

キジ目 ホウカンチョウ科

動物事典 ホオダレホウカンチョウ [ Crax globulosa ]

ハゲガオホウカンチョウ