マイケル・パークス(Michael Parks, 出生名: Harry Samuel Parks, 1940年4月24日 - 2017年5月9日)は、アメリカ合衆国の俳優、歌手である。
来歴
生い立ちと私生活
ハリー・サミュエル・パークス(Harry Samuel Parks)は1940年4月24日カリフォルニア州コロナで生まれた。父親はトラック運転手である。15歳の時に家を飛び出して、トラックの運転手や新聞配達、消防士などをしながら各地を転々とする。1960年、カリフォルニア州ハーモサ・ビーチの夏芝居に出演中にエージェントに認められてハリウッドに入りを果たす。1964年に女優のジャン・マリオリティと結婚するも、6ヶ月後に死別してしまう。その後、バレエ教師のケイ・カスレーと再婚。長男ジェームズがある。さすらいのライダー終了後、カナダ国境の山村で隠遁生活に入る。一時、俳優引退説も囁かれたが、1974年に復帰している。
キャリア
1961年にシットコム「マッコイじいさん」で俳優デビュー。
1966年、ジョン・ヒューストン監督の『天地創造』で主役のアダムを演じた。
1969年から1970年にはテレビシリーズ『さすらいのライダー』に出演し、テーマ曲の「Long Lonesome Highway」も歌った。この曲はBillboard Hot 100で20位、Hot Country Songsで41位となった。その後もMGMレコードから『Closing The Gap』(1969年)、『Long Lonesome Highway』(1970年)といったアルバムが発売された。
キャノン・フィルムズ作品『ザ・ヒットマン/危険な標的』(1991年)では、チャック・ノリスを裏切る敵役を演じ、激しい銃撃戦の末に捕らえられ爆殺された。
ロバート・ロドリゲス監督、クエンティン・タランティーノ脚本の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』、タランティーノ監督・脚本の『キル・ビル』、ロドリゲスとタランティーノ監督の『グラインドハウス』ではアール・マックグロウを演じている。また息子のジェームズ・パークスも同作品らでアールの息子のエドガー・マクグロウを演じている。
2017年5月9日、ロサンゼルスで死去。77歳没。
フィルモグラフィ
映画
テレビシリーズ
アルバム・ディスコグラフィ
- Closing The Gap (1969)
- Long Lonesome Highway (1970)
- Blue (1970)
- Lost & Found (1970)
- Best Of Michael Parks (1970)
- You Don't Know Me (1981)
- Coolin' Soup (1998)
- The Red State Sessions (2011)
参考文献
外部リンク
- マイケル・パークス - allcinema
- マイケル・パークス - KINENOTE
- Michael Parks - IMDb(英語)
- Michael Parks - Discogs(英語)




