西蒲原地震(にしかんばらじしん)は、1670年6月22日(寛文10年5月5日)に、越後国で発生した大地震。村上藩の飛地領である「四万石領」で発生した地震であったため、四万石地震(しまんごくじしん)とも呼ばれる。村上藩の「上川領」および「四万石領」で、死者13人、家屋全壊503棟の被害があった。越後平野中央部の中ノ口川流域を震央とする M6 3⁄4前後の地震と考えられ、江戸でも有感となった。1828年の三条地震と震源域が近かった。
記録
越後村上藩榊原家江戸屋敷日記には、以下のような記述がある (書き下し文) 。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 河内一男「1670年西蒲原地震の被災地「四万石」について」『地震 第2輯』第60巻第4号、公益社団法人日本地震学会、2008年、2021年2月21日閲覧。
外部リンク
- 三条地震の一つ前の地震 ―「四万石領」の地震(西蒲原地震)― - 新潟の地震を考える(河内一男)




