三里駅(みさとえき)は、三重県いなべ市大安町平塚にある、三岐鉄道三岐線の駅である。ナンバリングはS10。
歴史
かつては宇賀渓への三岐鉄道バス(宇賀渓線)が当駅を発着していたことから宇賀渓口駅と名乗っていた。バスはその後大安駅からの発着に変更されたため、以前の三里駅に戻されたが、現在はバスの運行を休止している。
年表
- 1931年(昭和6年)7月23日:三里駅として開業。
- 1968年(昭和43年)6月1日:宇賀渓口駅に改称。
- 1986年(昭和61年)3月25日:再度三里駅に改称。
- 2004年(平成16年)3月24日:駅舎改築。2階に「博物館 三岐鉄道車輌大図鑑」が開館する(※日曜のみ営業)。
- 2006年(平成18年)3月26日:2階で営業した、「博物館 三岐鉄道車輌大図鑑」が閉館する。
- 2012年(平成24年)11月8日:構内で脱線事故が発生。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。駅舎とホームは構内踏切で結ばれている。
のりば
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 主として通学・通勤用に利用される。
- 三里駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
駅周辺
駅付近は路地が入り組んでおり、それに沿って民家が建つ。所々に田畑があり、駅西側には森林もある。駅東側には商業施設や高速道路のインターチェンジがあり、その東側を員弁川が流れる。ちなみに、かつての駅名の由来となった宇賀渓(渓谷)は駅西側にあるが、駅からはやや遠い。
※当駅に乗り入れるコミュニティバスはいなべ市街方面へ向かうため宇賀渓は経由しない。なお、宇賀渓へ向かう路線バス(三岐鉄道バス宇賀渓線)は長きにわたって休止路線となっている(先述)。
隣の駅
- 三岐鉄道
- S 三岐線
- 大安駅(S09) - 三里駅(S10) - 丹生川駅(S11)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
「みさと」と読む同音異字の駅
- 三郷駅 - JR東日本武蔵野線の駅
- 美里駅 - JR東日本小海線の駅




