チワワ (Chihuahua) は、メキシコにある都市で、チワワ州の州都である。人口約80万人(2010年)。
歴史
都市の名称のチワワの由来には諸説ありナワトル語で水の間(Chihuahua)、穴の開いた石の場所(Guaguachí)を示すというものや、タラフマラ族の言葉で乾燥した砂の場所(Xicuahua)を意味するなど様々に語られる。1709年10月12日、チワワが設立された。1863年フランスがメキシコシティを占領すると、当時のメキシコの大統領のフアレスはチワワ州シウダー・フアレスに亡命政権を築く。ポルフィリオ・ディアス政権のころ、チワワは爆発的な成長を遂げる。メキシコ革命では、政府軍を打倒しチワワ州を支配したパンチョ・ビリャの拠点となった。20世紀を通じて、アメリカと近接する地の利を生かして、都市人口は成長を続けた。
2010年には第24回IAAFワールドカップ競歩開催が決定した(メキシコでの開催は1993年モンテレイ大会以来)
気候
観光
"trolley el tarahumara"と呼ばれる観光バスが市内を周っており、博物館や観光名所などに連れて行ってくれる。
治安
21世紀初頭から激化したメキシコ麻薬戦争の影響により、2010年には市内で銃撃戦が発生して警察官が死亡するなど治安の悪化が見られている。
交通
- チワワ駅
- チワワ太平洋鉄道の山間部側のターミナル駅。鉄道で太平洋沿岸のシナロア州ロスモチスと結ばれている。
- チワワ国際空港
出典
外部リンク
- 公式サイト




