南部 実信(なんぶ さねのぶ)は、江戸時代前期の陸奥国盛岡藩の世嗣。通称は隼人。官位は従四位下・隼人正。

略歴

第4代藩主・南部行信の次男として誕生。母は毛利光広の娘・熊姫(清浄院)。

実信は行信の嫡子にして嗣子であったが、元禄13年(1700年)に父よりも早く死去してしまったため、三男で異母弟の信恩が家督を相続することになった。なお、信恩の正室は実信の母方の従姉妹である。

父の行信は儒教に傾斜していたために、葬儀は仏式でなく儒式で行われた。

参考文献

  • 『三百藩藩主人名事典1』(新人物往来社)

南部編第19話 南部信直の一生 青森の歴史街道を探訪する

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